小物を持ち歩くためのベストやチェストパック

フライフィッシングはフライボックスやフロータント(浮力材)、予備のリーダーやティペットなど実に多くの小物を持ち歩きます。それらの小物を効率よく運ぶためにベストやチェストパックなど専用に作られたものがあります。
特にベストは養沢でもほとんどの方が着用しているので、フライフィッシングのスタイルを象徴すると言っても過言ではないでしょう。どんなものがあるか簡単に紹介します。
 

●ベスト

下の写真はレギュラー丈のベストとメッシュのベストです。
流れに深く立ち込む必要がない渓流では、右の写真のような収納力の多いレギュラー丈のベストが多用されます。スタイルやポケットの数はメーカーやモデルによりまちまちですが、小物を入れて持ち歩くという機能は共通しているので、予算、お好みで選んで差し支えないでしょう。ただしあまりポケットが多すぎると物をたくさん入れて重くなるだけでなく、どこに何を入れたか分からず釣り場で探す羽目になります。
ポケットの使い勝手や機能などメーカーごとに言い分を聞くよりも、自分なりに使い慣れることが一番だと思います。
寒い時期は厚着をした上から着用することもあるので、余裕があるサイズを選びましょう。

左はメッシュ生地のモデルで暑い時期に重宝します。こちらはセミショート丈なので軽快に動け、湖に立ち込むときも使えます。丈が短い分ポケットの数も少ないので、収納するものはある程度絞られます。



ベストはフロント側にポケットが集中しているので、ものをたくさん入れると前側だけが重くなり前方に垂れ下がってしまいます。こんなときは予備のフライボックスや出番が少なそうなものなどをバックポケットに分散させることで、前後のバランスはかなり取りやすくなります。
タオルやビニル袋、絆創膏などの救急セット、雨具、飲み物などをバックポケットに入れてバランスを取っている人もいますので、ご自分で着用して調整してください。
ポケットの位置や大きさは人それぞれですが、バックポケットは大きい方が使いやすい・・と言う人が多いようです。

●チェストパック

ベストはどうも・・という方には右の写真のようなチェストパックと呼ばれるものがあります。
チェストパックはストラップで繋がれた二つのバッグを体の前と後に掛けて、サイドのストラップで体にフィットさせて使います。
前のバッグにはよく使うフライボックスやフロータントなど、後側のバッグには雨具や飲み物などあまり出し入れしないものを入れておけばかなりのものが収納できます。
前側のバッグの容量が大きすぎると足元が見にくくなるので、渓流ではあまり大きくなく体にフィットしやすいものを選ぶといいでしょう。
チェストパックは夏の暑い時期や持ち物が少ないとき、湖などでも便利です。


ベストが2~3万円するのに比べチェストパックは比較的安価で、右のものは5千円ほどでした。



●ショルダーバッグやウェストバッグも使えます

必要な小物を持ち歩くのに身近にあるバッグなども十分使えます。両手が自由になることが必要なのでショルダーバッグやウェストバックが良いでしょう。
例えばこんなものです。

ショルダーバッグ               これは釣り用に販売されていたものですが、適当な大きさの物ならどんなものでも使えます。あまり厚さがない方が体にフィットしやすいと思います。

ウェストバッグ                ファニーパックなどとも呼ばれ、ベストを着たくない暑い時季や、ものが少ないときの釣行に重宝します。ウェストに着用するより背中にたすきがけが使いやすいかもしれません。

100円ショップのバッグ            幅が20cmほどで、ちょっとした釣りに使いやすそうなものを見つけました。フライフィッシングは高価な持ち物自慢ではないので、100円ショップには使えそうなものがたくさんあります。