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2006年ストマックのまとめ
■2006年シーズンのストマック内容物(魚が食べていたもの)をまとめたストマックチャートです。
サンプルは、基本的に水生昆虫のハッチを意識しながら採取しましたが、時間帯、釣り方、狙う魚によって食べている物が違い、魚はハッチしてい
るものを優先的に食べているとは限ならいので、ストマック内容物が必ずしもハッチと一致しているわけではありません。
■採取したサンプルを、シャーレ内の個体数と個体が含まれた回数でおおよそつぎのように分類しました。分類は大雑把です。
・・・・・・・・なし‥‥空白・・・・少‥‥○・・・・中‥‥●・・・・やや多い‥‥●・・・・多い‥‥●
■虫の形態 ・カゲロウ類 N‥‥ニンフ(幼生) D‥‥ダン(亜成虫) S‥‥スピナー(成虫) ・カワゲラ類 N‥‥ニンフ(幼生) A‥‥アダルト(成虫) ・トビケラ/ユスリカ類 L‥‥ラーバ(幼生) P‥‥ピューパ(蛹) A‥‥アダルト(成虫) ガガンボ類 ・ブユ/オドリバエ類 L‥‥ラーバ(幼生) A‥‥アダルト(成虫)
2006年 ストマックのまとめ
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┃ 虫の分類 │形 態┃ 3月│ 4月│ 5月│ 6月│ 7月│ 8月│ 9月│10月┃
┃ │ ┃上中下│上中下│上中下│上中下│上中下│上中下│上中下│上中下┃
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┃コカゲロウ類 │ N ┃●●●│●○○│● ●│●●●│●●●│●●●│●●●│●●●┃
┃ │D・S┃○○○│●○○│●○○│●●●│ ○○│○○●│○●●│●●●┃
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┃フタオカゲロウ類 │ N ┃○○●│●●○│●○●│ │ │○●●│ │ ┃
┃ │D・S┃ ●│ │ │ │ │ │ │ ┃
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┃トビイロカゲロウ類 │ N ┃○○●│● │○○○│ │●●○│○○○│ ○○│○○○┃
┃ │D S┃● ●│ │ │ │○ │ ○│ │ ┃
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┃ヒラタカゲロウ類 │ N ┃○●●│ ○○│○○○│●●○│●●○│●○○│○●●│●●●┃
┃タニガワカゲロウ類 │D S┃○○○│ │ │ ○│ │ ○│ │ ○┃
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┃ヒメカゲロウ類 │ N ┃ │ ○ │ ○│○●●│ │ │ │ ┃
┃ │D S┃ │ │ │ │ │ │ │ ┃
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┃マダラカゲロウ類 │ N ┃ ○●│●● │○○○│○○○│○○○│ │ │ ┃
┃ │D S┃ │●○ │ │ │ ○ │ │ │ ┃
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┃モンカゲロウ類 │ N ┃ ○│ │●○○│ ○│○○○│ │ ○ │ ○ ┃
┃ │D S┃ │ │○ │ │ ○○│ │ │ ┃
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┃チラカゲロウ │ N ┃ │ │ ○│ ○│ ○│ ○○│○ │○ ┃
┃ │D S┃ │ │ │ │ │○ │ │○○○┃
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┃その他カゲロウ類 │ N ┃ │ ○│ ○│ │ │ │ │ ┃
┃不明カゲロウ類含む │D S┃ │ ●○│ │ ○│ ○○│ │ │ ┃
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┃オナシカワゲラ類 │ N ┃ ●○│ ○ │ │ │ │ │ │ ┃
┃クロカワゲラ類 │ A ┃ ●○│ ●│ ○ │ │ │ │ │ ┃
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┃ミドリカワゲラ類 │ N ┃ ○│ ○○│● │ │ │ │ │ ┃
┃アミメカワゲラ類 │ A ┃ │ │ ○│ ○ │ │ │ │ ┃
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┃カワゲラ類 │ N ┃ │ ○│ │ │ │ │ │ ┃
┃フタメカワゲラ類 │ A ┃ │ │ │ ○ │ │ │ │ ┃
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┃その他カワゲラ類 │ N ┃○○○│●●●│○○○│○○●│ ○○│● │ ○●│○ ●┃
┃不明カワゲラ類含む │ A ┃ │ ○│●○●│●○○│ │ │ │ ┃
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┃ │ L ┃ ○●│ ○│ ○│ │○●○│ ○│ ○○│ ┃
┃トビケラ類 │ P ┃ │ ○│○○○│ ○●│ ○ │ │○ ●│○● ┃
┃ │ A ┃○○●│●●○│ │ ○ │ ○○│ │ │○ ┃
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┃ │ L ┃○ │ │ │○ │ │ │ ○│ ┃
┃ガガンボ類 │ P ┃ ○○│○○○│ ○●│○●●│● │○●●│ ○○│ ○○┃
┃ │ A ┃ ○○│○●○│●○●│○○○│○ │ │ ○│ ○ ┃
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┃ │ L ┃●●●│○○○│ ○○│ ○│○ │ │ ○○│ ○○┃
┃ユスリカ類 │ P ┃●●●│●●●│●●●│●●●│● ○│●●●│ ○○│○○○┃
┃ │ A ┃●●●│●●●│● ○│●○ │ │ ○○│ ○│○○○┃
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┃ブユ/オドリバエ類 │ L ┃ │○ │ │ ○│●○ │● │ │ ┃
┃ │ A ┃ ○│○●●│●●●│●●○│○○○│○○○│ │○○○┃
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┃陸生昆虫類 │ ┃ ○●│○●●│●○●│●●●│●●●│●●●│●●●│●●●┃
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┃水性甲虫類 │ ┃ │ │ ○●│ │ │ │ │ ┃
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┃貝類 │ ┃ │ │ │ │ ○│ ○│○○○│ ○ ┃
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┃植物類 │ ┃○○●│●●○│○●●│●●○│●○○│●●●│●○○│●○ ┃
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┃ │ ┃上中下│上中下│上中下│上中下│上中下│上中下│上中下│上中下┃
┃ 虫の分類 │形 態┃ 3月│ 4月│ 5月│ 6月│ 7月│ 8月│ 9月│10月┃
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2006年全体の印象
●3月
オープンからユスリカをたくさん食べているヤマメが多く、ストマックはユスリカだらけという状況になりました。中旬から下旬にかけてはクロツツトビケラのスーパーハッチ、コカゲロウ、トビイロカゲロウ、マエグロヒメフタオカゲロウなどハッチが集中しました。
●4月
上旬はトビイロカゲロウとコカゲロウのフローティングニンフがたくさん食べられていました。スピナーフォールも圧巻でした。中旬は渇水気味でしたが、オオクママダラのハッチが場所によって目立ちました。今年は春から蟻などのテレストリアルもたくさん食べられていました。
●5月
雨が多かったわりにまとまった雨量にならず多少渇水気味でした。例年より早めにモンカゲロウがハッチを始めましたが、ダンはほとんど食べら
れていません。例年に比べてカワゲラ類のハッチが少なかったようで、ほとんど食べられていませんでした。下旬になるとたくさんのオドリバエが水面を飛び交いました。
●6月
川に行くたび雨に降られ、イブニングは濁りという状況が続きました。カワゲラやオオヤマカワゲラの産卵やヒゲナガのハッチも空振り。かわってヒメカゲロウへのシビアなライズに翻弄されました。また雨の後は木や枝から落ちたテレストリアルがたくさん食べられていました。
●7月
雨が多く、例年より水は多めでした。トビイロカゲロウやコカゲロウのハッチがあるも、ライズはシビアで苦労しました。
●8月
雨が続いたおかげで、水温が20℃を超えることがほとんどありませんでした。コカゲロウがたくさんハッチし、魚の活性は高いわりにフライへの反応はシビアでした。
●9月
前半は厳しい残暑で水温が上がり、厳しい状態が続きました。中旬から下旬にかけては台風の影響などで増水が続き、コカゲロウやトビイロカゲロウなどハッチが多いにも関わらず釣りにくい状況でした。例年より早めにヤマメの産卵行動が始まったのも原因かもしれません。
●10月
秋晴れと澄んだ水で気持ちの良い釣りができました。コカゲロウやヒラタカゲロウなどのハッチが目立ったわりに、ヤマメの産卵で釣りにくい状況が続きました。ドライフライではお手上げという状況は今シーズン初めてでした。
●全体
春から夏にかけて雨が多かったため、増水による休業が近年になく多い年になりました。その代わり、水が多めで水温が安定していたため、真夏の8月でもコカゲロウやフタスジモンカゲロウがハッチを続けました。例年ならドライフライではお手上げになる8月の日中でも、今年は十分釣りになりました。

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