ストマック情報TOP月ごとの比較/2004年3月4月5月6月7月8月9月10月まとめ※画像をクリックすると拡大します。
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2004年ストマックのまとめ

■2005年シーズンのストマック内容物(魚が食べていたもの)をまとめたストマックチャートです。
 サンプルは、基本的に水生昆虫のハッチを意識しながら採取しましたが、時間帯、釣り方、狙う魚によって食べている物が違い、魚はハッチしてい
 るものを優先的に食べているとは限ならいので、ストマック内容物が必ずしもハッチと一致しているわけではありません。


■採取したサンプルを、シャーレ内の個体数と個体が含まれた回数でおおよそつぎのように分類しました。分類は大雑把です。
・・なし‥‥空白・・少‥‥・・‥‥・・やや多い‥‥・・多い‥‥


■虫の形態   ・カゲロウ類       N‥‥ニンフ(幼生)   D‥‥ダン(亜成虫)   S‥‥スピナー(成虫)                 ・カワゲラ類       N‥‥ニンフ(幼生)   A‥‥アダルト(成虫)                              ・トビケラ/ユスリカ類  L‥‥ラーバ(幼生)   P‥‥ピューパ(蛹)   A‥‥アダルト(成虫)                  ガガンボ類                                                             ・ブユ/オドリバエ類   L‥‥ラーバ(幼生)   A‥‥アダルト(成虫)

2004年 ストマックのまとめ

上中下は上旬、中旬、下旬の略です。     

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┃  虫の分類     │形 態┃ 3月│ 4月│ 5月│ 6月│ 7月│ 8月│ 9月│10月┃
┃           │   ┃中下│上中下│上中下│上中下│上中下│上中下│上中下│上中
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コカゲロウ類     │ N ┃●●●●
┃           │D・S┃○○○○○○○
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フタオカゲロウ類   │ N ┃○○○○│ ○○○○○│   │  ┃
┃           │D・S┃  │  │  │   │   │   │   │   ┃
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トビイロカゲロウ類  │ N ┃│  │ ○○
┃           │D S┃ │   │    │  │   │   ┃
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ヒラタカゲロウ類   │ N ┃○○○○○○
タニガワカゲロウ類  │D S┃│ │   │ ○○│  │○○  │
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ヒメカゲロウ類    │ N ┃   │ │   ┃
           │D S┃   │   │   │   │   │   │   │   ┃
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マダラカゲロウ類   │ N ○○│   │   ○○ ┃
┃           │D S┃   ││  │   │   │   ┃
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モンカゲロウ類    │ N ┃  │  ○○ │ │ ┃
┃           │D S┃   │   ││   │ │   │   │   ┃
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チラカゲロウ     │ N ┃   │   │  ○○│  ●●●● ┃
┃           │D S┃   │   │   │  │   │ │   │
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その他カゲロウ類   │ N ┃│  │  │   │   │   │   │   ┃
不明カゲロウ類含む  │D S┃  ○○  │  ○○│   │  │   ┃
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オナシカワゲラ類   │ N ┃○○ │   │   │   │   │   │   ┃
クロカワゲラ類    │ A ┃│ ○○ │   │   │   │  │   ┃
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ミドリカワゲラ類   │ N ┃  │   │   │   │   │   │  ┃
アミメカワゲラ類   │ A ┃   │   │○○○○ │   │   │   │   ┃
┠───────────┼───╂───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┼───┨
カワゲラ類      │ N │  ○○  │○○ ┃
フタメカワゲラ類   │ A ┃   │   │   │  │   │   │   │   ┃
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その他カワゲラ類   │ N ┃○○○○○○
不明カワゲラ類含む  │ A ┃   │  ○○  │   │   │   ┃
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┃           │ L ┃│  ○○○○○○  ┃
トビケラ類      │ P ┃ │  ○○○○○│   ○○○ ┃
┃           │ A ┃○○│  ○○│ ○○○○ │  ┃
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┃           │ L ┃○○ │  │  │○○ │   │  │   ┃
ガガンボ類      │ P ┃ │ ○○○○│ ○○
┃           │ A ┃ ○○○○│   │   ┃
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┃           │ L ┃○○│  ○○│ │ 
ユスリカ類      │ P ┃○○○○○○│ 
┃           │ A ┃○○  │ │  ○○
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┃ブユ/オドリバエ類  │ L ┃   │  ││   │  │  ○○ ┃
┃           │ A ┃  ○○○○○○○○○
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┃陸生昆虫類      │   ┃ ○○●●○○○○○
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┃水性甲虫類      │   ┃   ││ ○○  ││  │   │   ┃
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┃貝類         │   ┃   │   │   │   │  ○○
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┃植物類        │   ┃
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┃           │   ┃上中下│上中下│上中下│上中下│上中下│上中下│上中下│上中下┃
  ┃  虫の分類     │形 態┃ 3月│ 4月│ 5月│ 6月│ 7月│ 8月│ 9月│10月┃  

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※3月上旬と10月下旬のデータはありません。

2004年全体の印象

●3月
中旬はクロツツトビケラのスーパーハッチがあり、ヤマメがセレクティブに捕食していました。中~下旬にはコカゲロウ、トビイロカゲロウ、ナミヒラタカゲロウ、マエグロヒメフタオカゲロウ、ユスリカなどハッチが集中しました。

●4月
上旬はオオクママダラカゲロウのスーパーハッチとトビイロカゲロウのスピナーフォールが圧巻でした。コカゲロウ、オオマダラカゲロウ、オナシカワゲラ、クロカワゲラなどもたくさん見られました。下旬はガガンボへのシビアなライズに悩まされた方も多いと思います。

●5月
渇水気味でしたが、陸生昆虫(テレストリアル)が食べられているのが増えたことと、モンカゲロウやカワゲラ類のハッチが目立つようになりました。夕方は空を見上げると虫だらけという状況で、産卵のためにホバリングするオオヤマカワゲラに魚が飛びつくシーンはエキサイティングでした。

●6月
ヒゲナガカワトビケラやフタメカワゲラ、モンカゲロウなど大型の虫が多くなりホットタイムはイブニングに移行しました。一方では極小のヒメカゲロウ(ケニス)のみにセレクティブに反応する魚も多くなりました。渇水ぎみだったので魚の活性はいまひとつでした。

●7月
渇水気味で高水温が続きました。激しい雷雨も多く避難してばかりで釣りにならない日もありましたが、雷雨の後は木から落ちたテレストリアルが格好の餌になりました。中旬以降#20前後のコカゲロウのハッチが増え、フローティングニンフにライズするヤマメがあちこちで見られました。

●8月
高水温が続きましたが瀬の魚は意外と元気でパワフルでした。上~中旬は#20前後のコカゲロウやガガンボなどハッチがありましたが、水面への反応はあまり良くなく、下旬になるとタニガワカゲロウのハッチが増え、場所によっては#16前後のパラシュートが効果的でした。

●9月
上旬はタニガワカゲロウ、コカゲロウ、ヒラタカゲロウなどのハッチがありましたが、完全なドライよりも水面に絡むフローティングニンフやイマージャーなどのほうが効果がありました。中旬から下旬は暑い日が続き水温が20度を超えたかと思うと、雨で急激に水温が下がったりと安定しない状況が続きました。

●10月
初めての10月を迎えましたが、ヒラタカゲロウやコカゲロウなどたくさんのメイフライのハッチで良い釣りができそうだという期待も虚しく台風ばかりやってきました。大増水でたくさんの魚が流され、またニジマスは増水すると底にへばりついてしまうので釣りにくい状況が続きました。

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